中1娘が英検 準2級に合格しました
平成最後の実用英語技能検定に中一娘が挑戦しました。
そして見事合格できました。
英検準二級の受験目安は?
英検は何歳からでも受けられますが、級の目安となる指針があります。
5級 ・・・中学初級程度(中一)
4級 ・・・中学中級程度(中二)
3級 ・・・中学卒業程度(中三)
準2級・・・高校中級程度(高二)
2級 ・・・高校卒業程度(高三)
準1級・・・大学中級程度
1級 ・・・大学上級程度
(公益財団法人 日本英語検定協会 )
小学生で2級に合格されるお子さんもいれば、高校で準一級に挑戦する子もいます。
ちなみに東大入試に必要な英語力は準1級程度と言われます。
四人の子供すべてを東大理三に入れた佐藤ママのお子さんも、大学受験前には取得していましたよね。
英検は高校・私立の大学入試に有利になることで有名です。
中学生なら3級を持っていればOKでしょ?と考えるママもいますが、受験する高校のランクによっては2級以上でなければプラスにならないケースもあります。
うちも高校受験前には2級を取りたいと思い、計画的に受験しています。
英検準二級の落とし穴
この春から中学2年生になりましたが、受験当時に娘は中1でした。
中学生で高校中級の英検を受けるとなると、文法や単語・熟語をどうやって覚えるの?と思いますよね。
実は、娘は小学4年生から公文に通っていて英語を選択、現在は高校3年の基礎を学んでいます。
だから「なんだ~!英検準二級なんて楽勝じゃん!」と娘も私も思ったのですが、過去問を解いてみると全く歯が立たないことが判明しました。
公文のプリントは難し単語も熟語もたくさん出てきて、繰り返し復讐するので文法もかなり頭に入っていると思っていました。
しかし、問題を解くときに辞書で調べる機会が少なく、思ったより記憶に定着していなかったのです。
例えば、穴埋め問題は同じプリントの前半部分から答えを探してきて記入するといった方法でOKです。
わざわざ辞書で調べる・わからない単語を書き出すことなく宿題が終わる作り方になっているのです。(全部ではないですが)
しかし、長文読解はほとんど正解できました。
公文で毎日大量の英文を読んでいたため、苦もなくスラスラと読めたようです。
余裕をかましていた私たち親子は真っ青になりました。
試験まであと1か月しかないのです…。
英検準二級の勉強法
まず娘と取り組んだのは「単語を覚える」ことです。
過去問をやってみてわからない単語をノートに書きだしました。
あっという間に何ページにもなり「もう嫌だ…」というつぶやきが聞こえてきます。
それでも英検代金を払ったのですから、やってもらわないとこまります!
ちなみに今回から我が家では一回目までの受験料は出すけど、同じ級で二回目以降は自腹を切るというルールにしました。
それなら落ちたらもう二度と受けないよ~と娘は言っていましたが、必死に勉強する姿を見て少しは効果があると思いました。
それからは毎日、単語を書き出す→調べる→音読 の日々です。
できれば朝昼晩と一日三回音読できれば最高なのですが、反抗期真っ最中なので夜に1回が限界でした。
子供も中学生になれば、生活面や勉強のことで親に言われるのを嫌います。
そこで子供に対抗するママも大勢いますが、一歩下がって見守るのも大事です。(私も初めは対抗していました)
英検準二級のリスニング
英検3級まではリスニングがほぼ100点だったので、まったく対策しないまま前日を迎えました。
そして過去問についていたCDの問題をやってみると「む、難しい…」と一言。
そうです。
リスニングは普段から英語を聞いて耳を慣らしておくのが一番重要なのです。
公文でもEペンシルという機材を使って、ネイティブの発音を聞き音読することになっています。
ところが、反抗期娘はそれを面倒に思い教室以外では、ずっと使っていなかったのです。
本当はリスニングのCDやYouTubeなどで英文を1.5倍の速度にして流し、耳をスピードに慣らしておきたかったです。
せめて、食事の間だけでもそれができれば、試験がもっと楽になったでしょう。
でも、試験は明日なので今さらどうすることもできません。
とりあえず今のリスニング力で頑張るしかないのです。
試験会場は中学校
今回の試験は中学校でうけました。
ほかの学年の生徒や友達もたくさん受験する中で、英検準二級という比較的難かしい級を受けるのは緊張したようです。
落ちたら恥ずかしいというプレッシャーもあったみたいですが、”合格すればみんなに自慢できる!!!”という気持ちで頑張ったといっていました。
二次試験は某大学で実施されたので、少しリラックスして臨めたようです。
しかし、英検で一番緊張するのが二次試験の面接ですよね。
聞き取れなかったらどうしよう…口ごもったらどうしよう…と娘も心配していましたが、案の定聞かれたこととは違う回答をしたようです。(笑)
娘が回答しているとき、試験官が首をひねるしぐさをしたみたいで、焦ったといっていました。
きっと試験官は(その答えちがうよ~)というのを教えてくれたのかもしれませんね。
英検準二級の合格まではドキドキ
娘の学校では、学校で英検を受験するとみんなの前で合格証明書を渡されます。
誰が何級を受験したかはわからないにしても、ぜひ合格して「アイツすげ~」と言われたいですよね。
自己採点で一次試験はなんとか合格していると思っていたので安心はしていましたが、合格証明書を渡された瞬間クラスにどよめきが起こったそうです。
二次試験は全く合格しているかわからなかったので、発表の日までドキドキして過ごしました。
二次試験で落ちる人は少ないと言っても、試験官が首を傾げていたという娘の証言が気になります。
結果は無事合格していたので小さなケーキを買ってお祝いしました!
今度はもっと難しい2級を受験するので、また親子喧嘩しながら頑張りたいと思います。